日本プロテオーム学会2017年大会 JHUPO第15回大会

会場

ホテル阪急エキスポパーク
〒565-0826 大阪府
吹田市千里万博公園1-5
TEL 06-6878-5151(代表)
FAX 06-6878-3456

お問い合わせ先:
大会運営事務局

日本プロテオーム学会2017年大会 JHUPO 第15回大会 事務代行窓口(株式会社アカデミック・ブレインズ内)
〒540-0033 大阪府
大阪市中央区石町1-1-1
天満橋千代田ビル2号館10階
TEL 06-6949-8137
FAX 06-6949-8138
E-mail:
jpros2017●academicbrains.jp

大会長あいさつ

日本プロテオーム学会2017年大会(JHUPO第15回大会)開催にあたって

日本プロテオーム学会2017年大会(JHUPO第15回大会)を、7月26日から28日の3日間、大阪府吹田市のホテル阪急エキスポパークにて開催します。開催にあたり、展示、ランチョンセミナー、広告等で協賛してくださった企業関係者の方々、演題登録・参加登録していただいた方々、さらに大会の運営や企画に協力してくださった方々に心から御礼申し上げます。

本大会のテーマとして「プロテオームは爆発だ~医療に変革を~」を掲げ、わが国のプロテオーム研究をいかに活性化するか、また、プロテオーム研究の成果や技術を使ってどのように医療に変革をもたらすかについて、皆さんと一緒に考え、議論したいと考えています。また、医療の変革の基盤となる基礎研究や最新のプロテオーム解析技術に関するセッションも設ける予定です。さらに、初日(26日)の午後は、これからプロテオームを始める研究者やプロテオーム解析経験者を対象として、他の学会や研究会では聞けないような解析のノウハウを紹介するテクニカル教育セミナーを予定しています。

招待講演者として、ヒトプロテオームデータベースの構築だけでなく、クリニカルプロテオミクスの分野でも精力的な仕事をされているAkhilesh Pandey教授、創薬プロテオミクスの第一人者であるBenjamin Cravatt教授、リン酸化プロテオミクスの臨床応用を目指した研究をされているSteven Pelech教授とBenjamin Ruprecht博士および韓国KHUPOとの交換講演としてCheolju Lee博士をお招きしております。

本大会では、特別講演、シンポジウム、ポスターセッション以外に、企業の技術紹介のイブニングセッションを設け、企業の方々に自社製品や自社開発研究を紹介していただく予定です。さらに、学術企画だけでなく、懇親会でも参加型企画を計画しておりますので、多くの方々に参加していただき、懇親を深めていただければと思います。

プロテオミクスにご興味をお持ちの幅広い分野の専門家や若い研究者、大学院生など多くの方々にご参加いただき、皆様の研究の更なる発展に結びつく大会になることを願っております。

 

ところで、本年は私の日本プロテオーム学会(JPrOS)会長の任期の最後の年になります。就任時に掲げた公約の大半は達成できたのではないかと考えています。具体的には、長年の課題であった学会誌の発行、年2回の実技中心のプロテオミクストレーニングコースの開催、日本生化学会や分子生物学会での学会企画シンポジウムの採択などがあげられます。また、学会主導の研究費獲得として、JSTライフサイエンスデータベース統合推進事業統合化推進プログラム「プロテオーム統合データベースの構築(jPOST)」プロジェクトやAMEDオーダーメイド医療の実現プログラム「血清・血漿試料の品質評価マーカーの開発と測定法の確立」が実現でき、それに伴い、JPrOSの中に新たなイニシアティブが立ち上がりました。これらの成果を挙げられたのも、ひとえに石濱副会長、小寺、木下、松本庶務担当委員および学会理事の協力の賜物です。理事の先生方には心より感謝いたします。

日本プロテオーム学会2017年大会(JHUPO第15回大会)大会長
日本プロテオーム学会 会長
朝長 毅(国立研究開発法人医薬基盤・健康・栄養研究所)